長く施術院に通っているけれど、腰痛・肩こりが今一つ良くならない。姿勢ももっと良くしたい
受け身で施術を受けるだけでなく、自分で自分の身体を整えて行きたい。自分の体のことを深く理解してくれる人から身体の事を教わりたい。
とお悩みではありませんか?
腰痛・肩こりを克服したいと願っても、何をするのが自分にとって一番効果的かはっきりとわからないという方が多いと思います。
私自身がそうでした。整体師として仕事をしていて、年齢とともに自分の身体の状態がどんどん衰えていくのを感じていました。
施術の件数が増えるほどに、身体が歪んでいき肩は凝るし、足腰も左右不対象になっていきました。勉強も兼ね、複数の凄腕と称される施術家のもとに訪れましたが「施術を受けているだけでは芯から身体は変わらない」が率直な感想でした。
そんな中、ピラティスという運動療法に出会い、着実に自分の体が芯から変わっていくことを経験しました。
この記事では、整体とピラティスを相乗効果で掛け合わせておこなうことで、どれだけ素晴らしい効果があるかを解説していきます。
目次
・まとめ
そもそも整体とは?
整体は、民間療法です。これと言って決まったやり方があるわけではありません。
体が辛いけれど、病院に行ったら何も異常がないと言われてしまった
もし家族や身近な方が、このような状態に陥ったら、何とかして健康になってもらいたいと誰しも願うのではないでしょうか?
整体は身体の辛い方に、少しでも楽になってもらいたいと、あれやこれやと「手当て」をしていく営みです。
思いやりを持ってなでたりさすったりするだけでも、人の身体はある程度楽になりますが、限界があります。
「少しでも効果的な方法を」と先人たちが考え編み出されたものが体系化されています。
・中国式整体 経絡やツボ療法
・日本の古式整体・操体法
・西洋のカイロプラクティックやオステオパシー
など、さまざまな整体法があります。いずれも効果があるからこそ伝承されているわけで、甲乙つけがたいものであると思います。
そのなかでも、ふじさわ整体院では「トリガーポイントセラピー」という方法で身体を整えています。
トリガーポイントとは「痛みの引き金点」という意味です。イメージ図のように頭が痛いとなると、頭に何か問題があると思う割れるのが当然です。しかし実は首や肩のトリガーポイントによって頭痛が引き起こされるという事があります。
トリガーポイント施術について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
そもそもピラティスとは?
ドイツのジョセフ・H・ピラティスさんという方が生み出したエクササイズです。
「ヨガとの違い」という事が良く語られますが、端的には発祥が違います。マシンを使うかどうかという以前に、そもそも背景が違うものです。
元々は傷ついた兵隊さんたちを機能回復するためのリハビリテーションだったそうです。
ピラティスさんが考案したマシンは最初はリフォーマーと呼ばれるものでした。それからキャデラック・チェア・ラダーバレルとピラティスさんは生涯をかけていろいろなマシンを生み出しました。
リフォーマーは仰向けで寝たままエクササイズを行えるのが特徴です。
バネ仕掛けなので、負荷のかかり方が徐々に重くなっていく仕組みです。
一般的な「筋トレ」とはなにが違うの?
筋力トレーニングが重い負荷で身体に負担をかけることで筋力を強くするものであるとするなら、ピラティスは目指すところがそもそも違います。
10キロ20キロ…とどんどん負荷を重くしていくのではありません。上達してくると軽い負荷でも十分に身体に効かせられるようになっていきます。またエクササイズによっては負荷が軽いほど難易度が上がるものもあります。
外側の筋力の増強を目指すというより内側を芯から鍛えてしなやかで機能的な体づくりを目指します。
整体の現場で「自己流の筋トレでかえって肩や腰を痛めてしまった」という声をよく耳にします。自分では良かれと思っていやっていても、身体にとってはただの重荷になっている可能性があります。
ピラティスによってしなやかな体づくりができれば、そもそも腰痛や肩こりに悩まされることがなくなっていきます。
腰痛・肩こりなどはいずれも体のバランスが崩れた「成れの果て」として出ている症状です。体のバランスが整っていれば、未然に防ぐことは難しくありません。
「整体×ピラティス」それぞれのいい所
整体・カイロプラクティックの世界には
●受動的な治療
●能動的な治療
というコンセプトがあります。
受動的な治療とは、施術を受けて他者から体を良くしてもらうという事です。長年の身体の不調も熟練した施術者の手によって劇的によくなることがあります。
それに対して能動的治療とは、読んで字のごとく自分で自分の体を良くしていくという事です。言葉はむずかしいですが、誰でもやっているごく当たり前のことです。
などなど、自ら健康のために良かれと思っていろいろやることは全部この「能動的治療」に当たります。
受動×能動の組み合わせが大切
なぜこのコンセプトが大切かというと、本当に芯から健康になりたいと願った時、受動的な治療に依存してしまうと目的を達成できないからです。人任せでは自分で本当に得たい結果は得られないという事です。
例えていうなら車の両輪のようなものです。
片輪だけで前進しようとしても、同じところをぐるぐる回ってしまういます。両輪を同じバランスで回せれば、目的地まで快適に向かうことが出来ます。
私は10年以上、整体の業界で臨床に当たってきました。その結果、この受動と能動の両輪は
◎整体×ピラティス
のかけ合わせこそ最高に価値があると確信しています。
続けて通うことでえられるメリット
良く引用される有名なピラティスさん自身の言葉です。
10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる
ジョセフ・H・ピラティス
長年の身体の不調やくせを治していくわけですから、相応の時間がかかります。ただ一回一回効果を実感できないと継続する気持ちはどんどん萎えてきてしまいます。
ピラティスに限ったことではありませんが、同じようにエクササイズをしていても効果の体感には大きな個人差があります。
初めての体験レッスンで劇的な効果を実感される方もいらっしゃいます。初回ではよく分からなかったという方もいらっしゃいます。
いずれにしても間違いなく言えるのは継続してまったく何の変化も感じられないことはない、ということです。
私個人の体験で恐縮ですが、私は初回でピラティスのすばらしさや可能性に感銘を受けました。しかし、本当に効果が定着してきたと日々の生活で実感できるようになるまでは数年はかかりました。
整体とピラティスをかけ合わせることでどんな「ゴッドハンド」の施術家にも出せないような、本質的な体の変化をだせます。
体型や姿勢が根本的に変わったうえで、生涯の財産となるような健康的な体づくりが手に入ります。
30回とは言わないまでも10回単位で、効果を測定して、継続するかどうかを決めていくのが良いと思います。
まとめ
●整体は、受け身で体を変えてもらう。施術者によって大きな効果を期待できる
●ピラティスは自分で能動的に体の変化を勝ちとっていく
●両者をかけあわせたときに、最も大きな効果が得られる
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