
扁平足だけど特に今のところ問題はない。このまま放置すると何か悪いことがるのかな?

腰痛や膝の痛みがいつまでも治らないのは扁平足のせい?
とお悩みではありませんか?
この記事では整体施術とピラティスをかけ合わせることで、どのように扁平足の悩みを克服していけるかを解説していきます。
動画で分かる!足裏アーチを取り戻す方法
動画を見ると分かる事。
●整体でのアプローチ
◎ピラティスでのアプローチ
二つに分けてそれぞれ解説し、実践しています。
地道にこの通りにやって、なにも良い変化が訪れないことはないでしょう。時間はかかりますが、実直に成果につながる方法をとっていただきたいです。あなたの扁平足が改善することを心よりお祈りしております。
扁平足とは?

「扁平足」という言葉はよく耳にします。一般の方はいわゆる「土踏まず」がない状態と思われていることでしょう。
実は足裏には3つのアーチが存在します。
それは①内側縦アーチ②外側縦アーチそして③横足アーチです。

・AーC ①内側縦アーチ かかとと親指の付け根を結んだもの
・B-C ②外側縦アーチ かかとと小指の付け根を結んだもの
・AーB ③横足アーチ 親指のつけのと小指の付け根を結んだもの
一般的に「土踏まず」と呼ばれるのは、内側縦アーチのことです。しかし、扁平足を改善するためには、この内側縦アーチだけのケアでは足りません。
外側縦アーチと横足アーチもアプローチすることが重要です。
これらのアーチを支えているのは、主に「すね」と「ふくらはぎ」のインナーマッスルです。


足裏のアーチをまるで吊り橋のように支えています。
3つのがバランスよく機能していることが、健康な足の状態を保つ上で重要です。
足裏をゴルフボールやテニスボールで押すケアはもちろん有効です。しかし「土踏まずを回復させよう」という意図で足裏をグリグリ押すだけでは不十分です。
この3つのアーチをバランスよく回復することで、扁平足を改善することができます。
扁平足の原因と影響
足のアーチは地面からの衝撃吸収のバネの役割を果てしてくれています。
扁平足のままで過ごすことは、本来なら避けられる衝撃負荷が、絶えず上体にかかり続けることになります。
放置していてよいことは一つもありません。
扁平足を放置するとどうなる?
足の裏や足の甲などに負担がかかり疲れやすくなるのは容易に想像がつきます。
足首はもちろん、膝や股関節、腰の背骨の関節に負担がかかりやすくなります。
また各種足の不調につながりやすくなります。

・外反母趾 内反小趾
・足底腱膜炎
・ハイアーチ・凹足
・浮指
・開帳足
人によって悩みは色々あるようですが、根本を訪ねれば一つの事実にたどり着きます。足裏の衝撃緩衝の仕組みがうまく働かなくなって、足首を形成する骨に無用の負担がかかり、変形してしまっていったということです。
整体×ピラティスが扁平足に有効な理由
整体とピラティスでそれぞれ違った角度からアプローチすることが可能です。
どちらが優れているというものではなく両方をバランスよく行うことが大切です。
整体のアプローチ法

足の裏のアーチを形成するふくらはぎやすねの筋肉を緩めていきます。

足裏の筋肉を押圧していきます。
足裏は基本的にどこも疲労が溜まっているので、相手の状態に合わせてポイントを探っていきます。
ピラティスのアプローチ法
ただ筋肉をゆるめるだけではなく、足底アーチをつくる筋肉たちを強化することが出来ます。
ジャンプボードという道具を使って行うエクササイズが有効です。
つま先立ちになってかかとを上げたり、足の指を動かしたりしていきます。
様々な動きをすることで、足裏の筋肉を効果的に鍛えることができます。


ボードの上でジャンプしたり片足飛びを織り交ぜたりしていきます。腹筋群の強化にもなり、体幹が安定していきます。
衝撃を和らげながら足をつく方法を繰り返し学習できます。日常負担での歩き方が改善していきます。
その他のエクササイズとの違い

扁平足を改善するエクササイズと聞いて何が思い浮かぶでしょうか?
一番代表的なのが上図のようなタオルギャザーと言われる方法です。
・ボール足裏押し 竹踏み
・足指ビー玉拾い
・つま先立ちエクササイズ
などが効果のあるものとして推奨されています。
いずれにしても共通して言えるのは「効果はあるけど、自分の意志だけで継続してやり続けるのは極めて困難」という事です。
ピラティスは全部で500種類以上のエクササイズがあると言われます。飽きずに続けられるだけでなく一回一回のレッスンで着実に身体の変化を実感できます。
「扁平足を改善するために、○○を〇回〇セットしなければいけない!」
といわれるとよほど意志の強い人でないかぎり継続実行は出来ません。
たのしくピラティスをしているうちに、いつの間にか扁平足が良くなっていたというのが理想だと思います。
自宅でもできる簡単!セルフケア

扁平足の様に自分の体の癖や普段の生活習慣が原因となって起きる症状は整体でもピラティスでも単発で改善が望めるものではありません。
地道なセルフケアによって徐々に本質的な体の変化が訪れてきます。
セルフケアには「セラバンド」というエクササイズ専用のゴムバンドがオススメです。


足指から足の付け根にかけてバランスよくバンドをかけて、足首を曲げ伸ばしします。
ふくらはぎやすねの筋肉が、普段使っていなような奥まったところまで使われるのが分かります。
たった5分でも、正しくエクササイズすれば変化は必ず訪れます。
地道な努力ですが、自力で勝ちとった成果は体の中に正しく記憶されてあなたの健康を生涯サポートします。
扁平足のよくある質問
Q1,歩いていて疲れやすいのは扁平足が原因ですか?
はい。そう考えられます。
4足歩行の動物と違って、歩くときに人間が地面に設置しているのは2本足の足裏だけです。
自転車で例えるとタイヤに十分空気が入っていないまま、ペダルをこぎ続けているような状態になります。
最初に衝撃緩衝の仕組みがうまく働かないと、扁平足でない方に比べて疲れやすくなるのは明らかです。
Q2,扁平足は遺伝が関係していますか?
無関係ではありません。
顔かたちが遺伝するのは当然のことですから、足の形も遺伝の影響を受けるのはある意味当然です。
しかし「私の扁平足は遺伝のせいだ」と言ったところで何一つ改善にはつながりません。
後天的な努力で、遺伝の影響をなきものにするぞ、というぐらい強い意志で健康で理想的な自分の体を勝ちとっていただきたいです。
Q3,扁平足だと転びやすいですか?
親指の付け根の小指の付け根、かかとにバランスよく体重が乗っているのが理想です。小指側に多く体重が乗るような歩き方をしていると転びやすくなります。
扁平足さえ治ればいいというものではなく、自分の体の使い方のクセを、根こそぎ変えていくことが何よりご自身のためになります。
まとめ
●扁平足は3つの足裏アーチが崩れることでおきる
●整体で、足裏や膝下の筋肉を緩めて、ピラティスで強化すれば、必ず良い方向に向かう
●遺伝や環境のせいにすることなく、自分自身で症状を克服する気持ちが大切
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