ストレートネックを治すために色々試したのに一向に変わらない。一生このままなのかな?
整体を受けると良くなっている様で、時間がたつとまた元に戻ってしまう
とお悩みではありませんか?
姿勢の問題は放置しても悪化するばかりです。諦めずに最短で確実に改善する方法を見つけていただきたいです。
私は12年以上整体の現場で何万人もの方を施術してきました。その結果、ピラティスと整体をかけ合わせて行うのがストレートネックの改善に最も有効と結論に達しました。
目次
・まとめ
動画で分かる!ストレートネック改善法
ピラティスと整体をかけ合わせれば、着実に身体は変化していきます。
自分で勝ちとった結果は体の中にちゃんと残って蓄積されていきます。
ストレートネックとは?
首がまっすぐになってしまう姿勢の問題です。
長時間のパソコンやスマホの使用により、本来の位置より頭が前方に突出したまま固まっている状態です。
背骨のS字カーブが崩れて首の骨がまっすぐになってしまいます。
首の骨は7つある?望ましいカーブ
背骨は全部で24個あります。そのうち7個は首の骨です。
本来は【軽度前弯】といって軽く前に反れているのが望ましい形です。
重力にまけて押しつぶされてしまう事で、徐々にのぞましいカーブが失われていきます。
放置することで、首の痛みはもちろん、頭痛やめまい・耳鳴りなど、さまざまの不調へとつながっていきます。
ストレートネックの原因は胸鎖乳突筋?
「ストレートネック 原因 筋肉」と調べると「胸鎖乳突筋」について多くが述べられています。
胸鎖乳突筋は、頭の後ろの骨から、胸骨・鎖骨にかけて付いている筋肉です。
一般の方は、「胸鎖乳突筋をほぐすと小顔矯正の効果がある」など美容の話でこの筋肉の名前を聞いたことがあるかもしれません。
姿勢保持筋としての胸鎖乳突筋
この筋肉は頭の後ろから反対側へとスカーフの様にループして繋がっていて頭の位置を安定させる筋肉です。
写真のゴムバンドの様に後頭部をとりまくように筋肉がつながっています。
短縮することで、頭が前に出て顎が上がったまま固まってしまう原因になります。
ストレートネックになっている方は例外なく胸鎖乳突筋が凝り固まっていますが、胸鎖乳突筋を緩めればストレートネックが治るとは言えないと考えます。
整体でのアプローチ
整体では主に2つのアプローチが有効であると考えられます。
①首の牽引で関節のつまりを伸ばす
②首の筋肉のトリガーポイント施術
①首の牽引で関節のつまりを伸ばす
タオルを後頭部に引っ掛けて頭の方に引っ張ります。ストレートになって歪んだ首の骨の一つ一つにストレッチがかかります。
ストレートに歪んだ首の骨の配列を整える効果が期待できます。
背骨全体が伸びて、一時的に身長が伸びることもあります。
②首の筋肉のトリガーポイント施術
首の筋肉の硬結を触診して、ひとつひとつ丁寧に緩めていきます。胸鎖乳突筋に限らず、首の筋肉は頭の重さを支えるために、硬結だらけになっていることがほとんどです。
頭部への血流が促され、頭痛やめまい、耳鳴りの改善にも良い効果が期待できます。
施術後はよくても戻ってしまう
私は、12年以上整体師として、毎日10人以上の方の施術に当たってきました。
累計で何万人ものかたのお身体に触れて、整体の技術に関しては一定のレベルに達したと自負しています。
しかし経験を積めば積むほど限界を知り壁につきあるような感覚がありました。
一度施術をすれば一定の効果は出せるのですが、日常にもどるとどうしても元に戻ってしまうのが悩みでした。
施術をするのはせいぜい1時間以内です。
しかしその方が長時間パソコンやスマホを使用するという生活習慣は毎日何時間も続きます。
どのように優れた施術をしたとしても戻りは避けられません。
どうすればこの壁を壊せるか試行錯誤する日々が続きました。
原因は首の骨の配列
ストレートネックになってしまう原因の筋肉の代表は確かに胸鎖乳突筋です。
しかし筋肉を緩めただけでは足りません。
ストレートになってしまった首の骨の配列の1つずつにアプローチする必要があります。
日常生活の中では7つの骨をバランスよく動かすことは難しいです。専門的なエクササイズでその方のクセを見抜いたうえで動いていない箇所を動かす必要があります。
そこで私が最も有益だと考えるのがピラティスのエクササイズです。
ピラティスでのアプローチ
ピラティスではほかの一般のエクササイズとは違うエッセンスがあります。
①エロンゲーション
②アーティキュレーション
という2つのアイデアで、背骨の歪みを整えて行きます。
①エロンゲーションとは?
背骨を長くひっぱるという意味です。
一般的な言葉でいうと「牽引」に当たります。
ピラティスではどのエクササイズを行うときもエロンゲーションを意識して行います。
②アーティキュレーションとは?
背骨をひとつずつ動かすという意味です。
筋力を使って力ずくで乱暴に動かすのではなく、丁寧に一つずつ動かすことで体の中への意識を高めます。
自分の体と対話しながら行うことで体の歪みに自ら向き合い改善していくことが出来ます。
背骨を伸ばしながら一つずつ動かす
エロンゲーションとアーティキュレーションを意識しながら動かすことで、背骨の一つ一つの配列が本来の位置へと戻っていきます。
背骨を伸ばすやり方
写真の様に、両手でバーを持ち背骨を中心で安定させます。
マシンのバネの力を借りながら、背伸びするイメージです。
受動的な刺激ではなく、自ら正しい動き方を勝ちとっていくので、良い状態が長く体に定着します。
まとめ
●ストレートネックの原因は、首の筋肉のこわばりと、背骨の配列の両方にある
●整体は筋肉の緊張を緩める力があるが日常が変わらないと元に戻ってしまう
●ピラティスで自力で正しい動きに矯正することでより根本的な解決が得られる
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