セルフケアの重要性
整体やピラティスで身体が楽になっても、2、3日たつと元に戻ってしまうような感覚はないでしょうか?
どんなに素晴らしい施術やレッスンを受けても、人間の身体には形状記憶のような働きがあります。元の状態に戻ろうとするのは当然のことです。
「もどり」を少しでも遅くするためにセルフケアが有効です。
ふじさわピラティススタジオでおすすめしているセルフケアのグッズは「セラバンド」と言われるものです。
この記事ではセラバンドの効果について解説していきます。
セラバンドとダンベルのエクササイズの違い

エクササイズと聞いて真っ先に思い浮かぶのはダンベルなどを使ったいわゆるウエイトトレーニングではないでしょうか?
筋肉を肥大させるには有益ですが一つ問題があります。
ダンベルは初動負荷と言って、エクササイズの最中に負荷の重さが変わりません。当たり前のようですがこれは関節にとても負担を強いる行為です。
それに対してゴムバンドは負荷が変動します。
最初ゴムの張力が働いていないときは、負荷は当然0です。関節を動かすにつれてゴムの負荷が変動して関節に加わっていきます。
ケガや病気をしている方、体力に自信のない方、高齢の方、など誰しも無理なくエクササイズをお楽しみいただけます。
タオルエクササイズをセラバンドで

最初は「ピラティス」と聞くと小難しく感じるかもしれません。
確かにピラティスは難しい理論や哲学が背景にありますが、最初は楽しくやることが肝心です。
セラバンドを使って一般的なタオルエクササイズをしてみて下さい。


タオルを両手でつかんで上に挙げたり下に下げたり、横に倒したり捻じったり。
セラバンドを使うと、タオルとは比較にならない位、筋肉に気持ちの良いストレッチがかかります。
決まったやり方にとらわれずに自分で「気持ちいい」「効いている」という方向に動かすことが大切です。
股関節を滑らかに回す

セラバンドを足に引っ掛けて、足を天井に上げます。
足を天井より高い位置にもっていくだけで血液の循環は促されます。
股関節をぐるぐる回すことで、脚の重さを支えるお腹の筋肉にも刺激がはいります。
足首も優しく動かして柔らかく

足首を捻挫しやすい、ふくらはぎをつりやすい方におすすめです。
手で脚をつかんで足首まわしをする方おいらっしゃいますが、靭帯を痛めやすいので注意が必要です。

セラバンドをつかえば先に述べたように関節への余計な負荷を避けられるのでメリットがたくさんあります。捻挫のクセがある人でも比較的安全に動かすことができます。
二の腕を鍛えて姿勢も美しく

ダンベルなどで、上腕二頭筋のトレーニングに励む方が多いようです。
巻き肩など姿勢の問題の解消や、肩こりの予防に有益なのは二の腕(上腕三頭筋)のエクササイズです。
姿勢を正した状態で手を後ろに引くことで、肩甲骨が本来の位置にへと戻っていきます。
肩のインナーマッスルも効果的に強化

ローテータ・カフという筋肉の名前を聞いたことがあるでしょうか?
肩関節を取り巻くようについて、関節の安定や微細の動きを担当する筋肉です。

強化しておくことで五十肩の予防に繋がります。
自己流のエクササイズではなかなかアプローチが難しい筋肉です。
細かくて地味な動きを反復して行うことで、体の軸がぶれなくなっていきます。
肩甲骨を動かして肩こり知らずに

肩こりにならないため人は肩甲骨を動かすと有益だという話はだれしも耳にしたことがあるのではないでしょうか?その中でも肩がこったり姿勢が崩れたりしやすい方は肩甲骨を内に引き寄せる筋肉(菱形筋など)がうまく使えていない可能性が高いです。

バンドの張力をうまく利用して、普段使えていない筋肉に効果的に刺激を入れていきます。
捻じりエクササイズでウエストをしぼる!

美容と健康は切っても切り離せない関係です。上半身を捻じるエクササイズでお腹の横の筋肉(内外腹斜筋)に刺激を入れていきます。

腰痛予防や姿勢の改善に効果的です。
まとめ
セラバンドは、一般的なウエイトトレーニングとは違った特徴を持っている。セルフケアをする上で手軽で効果が高い。
ただ身体を鍛えて筋肉を強化するだけではなく、自分の目的に合わせてエクササイズを選択することが大切。
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