ピラティスとヨガの違いとは?という疑問をよく耳にします。両方やったことがない方にとってどちらが自分に合っているか選ぶのは難しいです。
この記事では、ピラティスとヨガの違いについて
①発祥
②主な目的
③動き方
④呼吸
⑤道具
の5つの面からお伝えしていきます。
| 比較項目 | ピラティス | ヨガ |
|---|---|---|
| 1.発祥 | 20世紀のドイツ人、ジョセフ・ピラティスが考案 | 古代インドに起源を持つ |
| 2.主な目的 | 姿勢・身体機能・動き方を整える | 心身を整え、内面に意識を向ける |
| 3.動き方 | 動きながら反復する種目が多い | ポーズを保つ形式も多い |
| 4.呼吸 | 胸郭を広げる呼吸を使うことが多い | 流派や目的によってさまざま |
| 5.道具 | マットまたは専用マシン | 基本はマット、補助具を使うこともある |
目次
・まとめ
ピラティスとヨガの発祥の違い

ピラティスの発祥
1883年ドイツに生まれたジョセフ・H・ピラティス氏によって考案されました。
ピラティス氏は、自身の考案したエクササイズを「コントロロジー」と呼んでいました。
ニューヨークでスタジオを開設すると、コントロロジーは評判をよび、多くの著名人がレッスンを受けに訪れました。
映画スター、医者、ビジネスマン、ダンサー、音楽家、サーカスの芸人、体操選手、職人、学生など広い層から支持を受けたことが記録に残っています。
彼の死後「コントロロジー」のすばらしさを広めようと、弟子たちがスタジオを開設し活動しました。効果を実感した人たちによって世界中に瞬く間に広まっていきました。
現在では世界中で1200万人を超える人がピラティスを愛好しているそうです。
ヨガの発祥
ヨガは古代インドに起源を持ち、長い時間をかけて思想・瞑想・呼吸法・身体的な実践が発展してきました。
正確な起源や年代については諸説あります。
仏教やヒンドゥー教の修行の一つとして始まったともいわれています。
賢者達が自ら瞑想による悟りをえるための方法と考えられてきました。
現代では健康な体を作るためのエクササイズというイメージが強いと思います。
アメリカでハリウッドのセレブを中心にブームになっていたものが、日本にも広がって今の形になっています。
ヨガもピラティスも「女性がやるもの」という印象が根強いですが、発祥を訪ねると元々は性別は一切関係ないものです。
すべての人の健康やより良い生き方を探求して生み出されたものであることが分かります。
ピラティスとヨガは似ていて当然?

ジョセフ・ピラティスさんは、小さいころから虚弱体質に悩まされていたそうです。
くる病、喘息、リウマチ熱など。
病を克服するために自身でさまざまなトレーニング(ボディ・ビルディング、体操、スキー、ダイビングなど)に励みました。
その中にヨガも含まれています。ピラティスのマットエクササイズにはヨガのポーズに似通っているものもあります。
ですから区別がつきにくいのはある意味当然かもしれません。ピラティスさんの生きた時代にあるメソッドで有益なものはすべて取り入れ、ピラティスさんが昇華させたものがピラティスであると言えます。
ピラティスとヨガのエクササイズの方法の違い

ピラティスのエクササイズの特徴

ピラティス発祥のエピソードとして必ず語られるのは、ピラティスは寝たきりになった患者さんのためにベッドからスプリングを取り出して自作のマシーンで機能回復のエクササイズをさせた、というエピソードです。
ピラティスには、マットの上で自分の体重を利用する「マットピラティス」と、スプリングなどを備えた専用器具を使う「マシンピラティス」があります。
第一次世界大戦中、ジョセフ・ピラティスが収容所で仲間の運動や体力維持を支援した経験が、後の器具開発につながったといわれています。ベッドのスプリングを利用したという有名な逸話もありますが、その詳細については複数の説があります。
マシンの大きな特徴は、スプリングの強さによって負荷と補助の両方を調整できることです。運動経験の少ない方から、より高い身体能力を目指す方まで、目的に合わせたエクササイズを行えます。
マットピラティスが見た目にはヨガと区別がつきにくいと言われています。
ただヨガの中にマシンを使ったエクササイズというのは基本的にないので、ピラティスは専用のマシンを使うという所が、見た目でもわかる決定的な違いと言えるでしょう。
ヨガのエクササイズの特徴
ゆっくりとした動きの中で呼吸を整えながらポーズをとっていきます。マットを敷くスペースさえあればどこでもできるのが特徴です。
もともとが瞑想の方法なので、ただのエクササイズというよりも体と心とのつながりを重視します。
「ヨガは腹式呼吸」「ピラティスは胸式呼吸」は本当?

事実の一端を表してはいますが、正確ではありません。
レスリー・カミノフの『ヨガアナトミィ』という本にはこうあります。
腹式呼吸が正しい呼吸であり、胸式呼吸が不適切な呼吸であると考えるのも誤解です。
ヨガアナトミイ P14 形の変化の操縦 より
腹式呼吸と胸式呼吸は完全に分離したものではなく、実際の呼吸では横隔膜や肋骨などが連動しています。
そのため、「ヨガは腹式呼吸、ピラティスは胸式呼吸」と単純に分けるのは正確ではありません。
ピラティスとヨガの目的の違い

ピラティスの目的
ピラティスさんは生前、自身の考案したエクササイズが医療と提携して、一人でも多くの人の健康を支えるために活動していました。
病気になってから治療する、というよりそもそも病気にならない体づくりをするという意味で「予防医学」という言葉が最もしっくりくるようです。
ただ体を鍛えるためのエクササイズではなく、調和の取れた体の動きを通して心の在り方も充実させていくことを目指していました。
ヨガの目的
身体機能を純粋に向上させるという事よりも、心の安定を一番の目的としています。
美容や健康のためにはじめる方が多いでしょうが本来は、悟りや解脱を最終的な到達点として目指すものです。
心身の状態が整っていくなかで副次的な効果として、さまざまな美容・健康面への良い影響が期待できます。
ヨガとピラティス、向いている人の特徴

一番は自分に合ったエクササイズを処方してくれる、インストラクターに出会えることです。
しかし入り口を間違っていては自身の目標を達成するために余計に時間がかかってしまいます。
あくまでも参考程度ですが、それぞれのエクササイズに向いている人の特徴をあげます。
・体の仕組みを解剖学の知見にのっとって体系的に理解したい
・スポーツのパフォーマンスを上げるために明確な課題を持って体を鍛えたい
・インナーマッスルを鍛えてしなやかで機能的な体を手に入れたい
よく言えば理路整然としていて、悪く言えば小難しい側面があります。
しかしインストラクターを目指すわけでなければ難しい理論を理解する必要はないでしょう。
楽しくエクササイズが出来ればよいと思います。
・瞑想法や呼吸法に興味がある
・ストレスから解放されて、体だけではなく心を整えたい
・運動はしたいけれど、はげしい動きが苦手な方
スピリチュアルなお話や雰囲気が苦手という方は少し違和感を感じるかもしれません。
まずは体験レッスンを受けてみて比較したうえで自分に合ったものを選んでみてください。どちらを選択しても、地道に取り組めば身体に良い変化が訪れます。
よくある質問
Q.身体が硬い人にはピラティスとヨガのどちらがおすすめですか?
どちらも身体が硬い状態から始められます。姿勢や動き方を細かく確認しながら取り組みたい方には、マンツーマンのマシンピラティスが向いています。
Q.運動不足でもマシンピラティスはできますか?
はい。スプリングによる補助を使えるため、運動経験の少ない方にも負荷を調整できます。
Q.腰痛や肩こりがあっても参加できますか?
症状の状態によります。強い痛み、しびれ、発熱、外傷後の症状などがある場合は、先に医療機関へご相談ください。当スタジオでは、身体の状態を確認して無理のない内容をご提案します。
Q.ピラティスとヨガを両方行ってもよいですか?
問題ありません。両者は対立するものではなく、目的に応じて組み合わせることもできます。
まとめ
●ピラティスとヨガは発祥が全く違う
●エクササイズの方法は共通する部分もある
●心身ともに理想的な状態を目指し、よりよく生きるために行うという意味では同じもの
「ピラティスとヨガは、どちらも心身をより良い状態へ導く素晴らしいメソッドですが、そのアプローチは大きく異なります。
もしあなたが『長年の歪みや姿勢を根本から変えたい』『腰痛や肩こりに悩まされない、しなやかで機能的な体を手に入れたい』と明確な目的をお持ちなら、解剖学に基づいてインナーマッスルを論理的に鍛え上げるピラティスが最も確実な選択肢です。
特に当院のマシンピラティスは、専用マシンのバネがあなたの動きを優しくサポートします。
そのため、体が硬い方や運動経験がゼロのシニア世代、男性の方でも、関節に負担をかけることなく安全に正しいフォームを習得できます。
ふじさわ整体院では、12年以上の臨床経験を生かし、運動を妨げている筋肉や関節の硬さを整体で整えてから、ピラティスで正しい動きを身につけていきます。
整体で不調の「ブレーキ」を外し、ピラティスで正しい動きの「アクセル」を踏む。これが当院の考える整体×ピラティスです。
身体が硬い方、運動に苦手意識のある方、腰痛や肩こりを繰り返しにくい身体を目指したい方も、まずは体験レッスンでご相談ください。
東海道線・小田急線・江ノ島電鉄線 藤沢駅南口より徒歩3分
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